2022.05.18PALMiCE4の新機能「コアベンチマーク」はマルチコアをフルに生かします
JTAGエミュレータ PALMiCE4の新機能「コアベンチマーク」を2022年5月にリリースしました。
マルチコアを採用される理由として、現行システムの性能アップを考えられている方は多いのではないでしょうか。
しかし、実際に採用したマルチコアにこのような疑問をお持ちではないでしょうか。
- 本当にすべてのコアが動いているのか
- タスクやプロセスの使用状況を知りたい
- 効率のいいコアの割り当てはどうすればいいのか
- コアとタスクの同期制御は正しいのかどうか
これらの問題に答えるべく、JTAGエミュレータ PALMiCE4の新機能として「コアベンチマーク」を実装しました。
コアベンチマークを使えば今までブラックボックスだったコアの実行履歴やCPU使用率、プロセス占有率の確認が可能になりますので、パフォーマンス解析やCPUの負荷解析まで行うことできます。
これにより、採用されたマルチコアの性能をフルに活かすことが期待できます。
■提供方法
ソフトウェアをバージョンアップすることでご使用いただけます。
PALMiCE4のユーザ・サポート制度にご加入であれば、そのままバージョンアップしてご使用いただけます。
未加入であっても、再加入していただくことによりご使用いただけます。
■コアベンチマークについて詳しくはこちらをご覧ください。
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PALMiCE4について詳しくはこちらをご覧ください。
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