2008.09.17イー・フォース社製 µITRON 【µC3】のデバッグをサポート!
µITRON準拠のイー・フォース社製µITRON 【µC3(マイクロCキューブ)】のデバッグをサポートした、RTOSデバッグ・ライブラリ「µITRON-DBGLIB」の販売を開始しました。
PALMiCE3 SuperHシリーズ、PALMiCE2 ARMシリーズ、PALMiCE2H ARMシリーズのオプションとして、RTOSデバッグ・ライブラリ「µITRON-DBGLIB」を使用することで、RTOSタスク、イベント・フラグ、セマフォ等RTOSの内部情報の参照、タスクの状態遷移のグラフ表示などが可能となります。
【µC3】対応デバッグライブラリのリリースにあたって、従来からのラインアップ製品のルネサス社製HI-OS用デバッグライブラリ、ミスポ社製NORTi用デバッグライブラリと製品統合し、µITRON用デバッグライブラリ製品に一本化、「µITRON-DBGLIB」として、新たに製品化されたものです。
したがって【µC3】用のデバッグライブラリや、新規でNORTi用やHI-OS用が必要な場合は、「µITRON-DBGLIB」をお買い求め下さい。 なお、「µITRON-DBGLIB」のリリースに伴い以下のRTOSデバッグ・ライブラリが廃止製品となります。
- HI-DBGLIB-SH/P3
- NORTi-DBGLIB-SH/P3
- NORTi-DBGLIB-ARM/P2
HI-DBGLIB、NORTi-DBGLIBを既にお持ちの場合、ライセンス・キーやバージョンアップ、各機能についての変更はございませんので、従来通りご使用いただけます。
【 µITRON-DBGLIB の特長 】
- タスク、イベント・フラグ、セマフォ等RTOSの内部情報の参照(RTOSステータス表示)
- タスクの状態遷移やCPU占有率のグラフ表示(RTOSタスク・トレース)
- システム・コールの発行
- 指定タスクがディスパッチしたときのブレーク機能(RTOSディスパッチ・ブレーク)
- 指定したシステム・コールのエラー・コードによるブレーク機能(RTOSエラー・コード・ブレーク)
- 指定したタスクIDでのブレーク機能(RTOSタスク・ブレーク)
- RTOSタスク・トレースの連続取得機能
- RTOSタスク・トレースのリアルタイム連続取得機能
- RTOSタスク・トレースのトリガ機能
µITRON-DBGLIBの対応製品と対応RTOS
対応製品 |
RTOSメーカ名 |
対応RTOS |
PALMiCE3 SuperH |
イー・フォース(株) |
µC3/Standard |
(株)ルネサス テクノロジ |
HI7000、HI7000/4 |
(株)ミスポ |
NORTi3、NORTi4 |
PALMiCE3 SH7055 |
(株)ルネサス テクノロジ |
HI7000、HI7000/4 |
(株)ミスポ |
NORTi3、NORTi4 |
PALMiCE2 ARM |
イー・フォース(株) |
µC3/Standard、µC3/Compact |
(株)ミスポ |
NORTi3、NORTi4 |
PALMiCE2H ARM |
イー・フォース(株) |
µC3/Standard、µC3/Compact |
(株)ミスポ |
NORTi3、NORTi4 |
2008.09.17PALMiCE3 SuperHシリーズでSH-2Aコアのマイコンを続々と新規追加対応!
ルネサス テクノロジ社製SuperH RISC engineファミリのSH-2/SH-3/SH3-DSP/SH-4/SH-2A/SH-4Aを1台でサポートする超汎用JTAGエミュレータ【PALMiCE3 SuperH】でSH-2AコアのSH7205,SH7243F,SH7285F,SH7286Fを新規追加対応、販売を開始しました。
【PALMiCE3 HR5000】は、HIREC社製 HR5000対応JTAGエミュレータです。ホストインターフェースにUSB 2.0(Hi-Speed)、電源不要のVbus対応を継承し、さらなる小型・軽量化を実現、フットワークに優れたデバッグをサポートします。ターゲット・システムとは14ピンのMILコネクタケーブルで接続、対応CコンパイラはGNU Cをサポート、T-Kernel搭載アプリケーションのデバッグもサポートしています。
PALMiCE3を既にご購入いただき、ユーザ・サポート制度に加入済みの方は、CSIDEアップデート・ウィザードを使用してダウンロードを行っていただくことですぐにご使用になれます。(CSIDEアップデート費用は無償サポート期間中およびユーザ・サポート制度に加入済みの方は無料です)
2008.09.17リプレイデバッグ実現のトレースバック機能で新たにSH-2コアCPUを追加対応!
ルネサス テクノロジ社製SuperH RISC engineファミリをサポートする最新JTAGエミュレータのPALMiCE3 SuperHシリーズに搭載されているトレースバック機能で既に対応しているSH-2A・SH-4AコアCPUに加え、新たにSH-2コアのSH7149F,SH7147F,SH7146F,SH7125F,SH7124F,SH7086F,SH7085F,SH7084F,SH7083Fを追加対応、販売を開始しました。
なお、上記SH-2コアCPUのトレースバック機能は、オプション製品のICE-Adapterを使用される場合のみ有効となります。
●トレースバック機能
CPUトレースの内容を解析してレジスタやメモリの値を復元し、擬似的な実行や逆ステップ実行を可能とする機能。
※CPUトレースの取得後すぐに使用可能
CPUトレースの取得後トレースバックモードに切り替えてすぐに任意の場所をデバッグすることが可能。
CPUトレースのデータ解析はデバッグと平行して行われる為、解析に要する待ち時間が不要。
※任意の場所からやり直しが可能
CPUトレースの任意の場所にPCをセットして何度でも同じ場所をデバッグすることが可能。
また、ステップ実行で通り過ぎても逆ステップ実行で逆戻りすることも可能。
※違和感のない操作性
トレースバックモードに切り替わっても、実行、ステップ実行、ブレークポイントなど通常のデバッグと同じ操作で使用可能。
対 応 製 品 :PALMiCE3-SuperH(AUD360)/TB
対応CPUコア :SH-2A・SH-4A
SH-2(オプション製品のICE-Adapterが必須となる為、ICE-Adapter対応CPUのみ)
2008.09.17PALMiCE3 SuperHシリーズでC0カバレッジに続き、C1カバレッジも追加サポート!
ルネサス テクノロジ社製SuperH RISC engineファミリをサポートする最新JTAGエミュレータのPALMiCE3 SuperHシリーズで、AUDトレースを基にC0カバレッジ対応に続いてC1カバレッジも追加したAUDカバレッジ・デバッグ・ライブラリ《AUDCOV-DBGLIB-SH/P3》のオプション販売を開始しました。
【 C0,C1カバレッジ機能《AUDCOV-DBGLIB-SH/P3》の特長 】
- コード・ウィンドウ上でのカバレッジ表示
- 関数単位の網羅率を表示するモジュール・カバレッジ表示
- 指定したエリアの実行領域を表示するエリア・カバレッジ表示
CSIDE for PALMiCE3 SuperHにAUDカバレッジ・デバッグ・ライブラリ《AUDCOV-DBGLIB-SH/P3》をオプション追加することで、上記カバレッジ表示が可能になりました。
対 応 製 品 :PALMiCE3-SuperH (AUD360)
対応CPUコア :SH-2A・SH-4A