2003.09.09FPGAの開発手法を変える、PALMiCE FPGA いよいよ10月新登場!
PALMiCE FPGAは、ザイリンクス社製大規模FPGAの実機デバッグを可能にした画期的なツールです。
従来、FPGAの実機デバッグは困難なため、シミュレーションによるデバッグが一般的とされ、そのシミュレーションを行うには多種のテストパターン作成とテスト時間を必要とします。
さらにはシミュレーションで解決出来ない場合は、FPGA内部の動作を推測し、端子に信号を出しロジックアナライザー等で確認を行っては再合成するといった実機デバッグに多くの時間を費やす手法を強いられていました。PALMiCE FPGAではボード上に実装されたFPGAのJTAGインターフェースとの接続のみで、動作中のFPGA内部信号やBlock-RAMなどの観察が可能、素早く原因を追求することでFPGA開発の大幅な時間短縮、効率化を実現しています。
しかも、FPGAの資源を消費することなく実現していますので安心してお使い頂けます。ステート・アナライザ対応モデルでは、FPGA端子をFPGA380コネクタに接続(最大16チャンネル)することで、信号のダンプ表示や波形表示も可能とし、FPGAの快適な実機デバッグをサポートします。
【 特 長 】
- 高速コンフィギュレーション(100万ゲートで僅か1.8秒)
- FPGA内部の任意ノード値をウォッチ表示
- FPGA内部のブロックRAMの内容表示
- 16チャンネルのステート・アナライザ機能(FPGA380モデル)
- USB V1.1対応
- PALMiCE本体に電源供給不要(VBus対応、FPGA200モデル)
- 手のひらサイズ・軽量・コンパクト設計
- JTAGチェーン・デバイスにも対応
- 多種なサポート・デバイス
ザイリンクス社製Spartan-II、Spartan-IIE、Virtex、Virtex-E、Virtex-IIの各シリーズ
<PALMiCE ARM用 FPGAオプション・ソフトも同時発売>
ARMコアCPUのソフトウェア・デバッグとFPGAハードウェア・デバッグとの協調デバッグを可能とした開発環境も同時発売。