2003.02.10DragonBall MX1評価キット リリース!
DragonBall MX1 Embedded Linux評価キット(以下、評価キット)は、高性能マルチメディアCPU「ドラゴンボールMX-1」を多くの開発者に知って頂くため、またEmbedded Linuxを気軽に評価したいと願っている多くの開発者のニーズに応えるために、モトローラ株式会社との共同により開発した評価用キットです。
評価キットは、MOTOROLA製ARM920Tコアの高性能マルチメディアプロセッサ「DragonBall MC9328MX1(以下DragonBall MX1)」を搭載したEVA BODと、各種Linux開発環境で構成されます。EVA BODは、電源投入後直ちに起動可能なEmbedded Linux[Computex-Linux]をファームウェアとして組込み済みであり、100BaseT I/F、MMC/SDカードコネクタ、USB、UART等各種ポートが搭載され、DragonBall MX1の評価用としてまた、Enbeded Linux評価用として最適です。なお、Linux開発環境は、当社製アプリケーション・デバッガ(評価版)と、ARMクロス・コンパイラ(gcc)を組込んだ統合開発環境「CSIDE」が添付され、アプリケーション・プログラム開発からデバッグまでの一連の評価が可能です。
また、各種ソースファイルや、CPUマニュアル、EVA BOD回路図なども提供され、DragonBall MX1採用のターゲット開発もスムーズに 行えます。なお、本格的使用で必要となる製品版アプリケーション・デバッガや、専用ドライバー開発などで威力を発揮するJTAGデバッガ、または高機能エミュレータ「NEXTiCE」などの製品も整備されており、Linux搭載ターゲットの開発に万全のツール環境を ご提供いたします。