• 本体のボタン操作一つでフラッシュメモリに書き込み可能
• パソコンなしで書き込みが可能
• デバイスごとの最適化により高速書き込みを実現（速度：～400KB/S）
• はっきり見やすい有機ELディスプレイ搭載で書き込み状況と結果を表示
  （2色のLEDとブザー音でも書き込み結果を報告）
• モバイルバッテリーで動作可能、フィールドメンテナンスにも最適
• ターゲットボードにはJTAG/SWDのデバッグインターフェースで接続
  （UARTやLINなどのカスタム対応も可能）
• 日本語と英語に対応し、海外の製造拠点でも使用可能
• 約4000種のデバイスに対応
• 未対応のデバイスでもホームページから対応リクエストが可能
• 書き込み後のフラッシュメモリのプロテクト/セキュリティ処理も可能
• FP-40からボードに電源供給が可能、ボードへの電源接続なしで書き込みOK
• 完全自社開発のため迅速で的確なサポート
• 生産システムに組込むための仕様を公開

ワンプッシュ書き込み！

FP-40をボードに接続してPROGRAMボタンを押すだけで書き込みが可能です。

また、鮮明で見やすい有機ELディスプレイを搭載。書き込み結果や進行状況/残り時間が一目でわかります。LEDとブザーでも結果をお知らせします。

書き込み操作も結果報告も非常にシンプルで、ケアレスミスを防ぐことができます。

◆スタンドアロン・モード

書き込みの現場でパソコンが利用できない時、パソコンを接続しなくてもスタンドアロン（単体）で書き込みができます。

※FP-40に電源を供給する必要がありますので、付属のACアダプタを使用します。

準備も簡単！

書き込み対象のCPU設定や書き込み用データの登録、書き込み後のプロテクト設定など、製造ラインで使用するための準備はパソコンに接続して付属ソフト（C-Flash）で行います。

Step① FP-40をパソコンに接続して、付属ソフト(C-Flash)を起動

Step② 対象のCPU名、メーカ名を設定

Step③ 書き込み用データをFP-40に転送

◆パソコン・モード

FP-40をパソコンに接続したままでも書き込むことができます。
書き込みデータを転送するのと同時にボード上のフラッシュ・メモリにも書くことができますので、種類の違う複数のボードに効率よく書き込むことができます。

FP-40からボードへ電源を供給できますので、ボードに電源を接続する必要がありません。(電圧：3.3Vまたは5.0V ・ 電流：最大200mA)

書き込み時間は、書き込み方法の最適化により限界値まで短縮して、高速に書き込めるようになっています（速度：～400KB/S）。
FP-40を使えば生産時間が短縮できるため、生産コストのカットにつながります。

プロテクトやセキュリティに対応しているデバイスへの書き込みも可能です。書き込み完了後、自動的にプロテクトを有効にする機能にも対応しています。

FP-40は市販のモバイルバッテリーで動作するため、ACアダプタから電源供給できない状況でもデバイスへの書き込みが可能です。フィールドメンテナンスにも最適です。

お客様の希望されるデバイスへの対応サービスを行っています。新しいデバイスで書き込みツールがない、現行のツールでは書き込みが遅いなど、お困り事があれば、下記のフォームよりご相談ください。※対応するデバイスにより有償になる場合があります。

CPU/デバイス対応要望フォーム

【対応例】

• 未対応のCortex-Mの内蔵フラッシュメモリ書き込み（サポートCPU検索）
• JTAG/SWD経由でのCortex-A/Cortex-Rの外部フラッシュメモリへの書き込み
• UART接続での書き込み

車載機器のフラッシュメモリにLIN 経由で書き込む機能をFP-40に搭載しました。

＞＞ 車載機器、LIN接続でフラッシュメモリ書けないの？ ＜＜

JTAGコネクタが実装されていない製品のファームウェアを現場で更新するためにUART接続が可能です。

FP-40はお客様の生産・検査システムに組込んで使用できる仕組みを用意しています。生産・検査の一連の工程としてフラッシュメモリの書き込みを自動化できます。

システム例１ ー 検査ソフトに組込んで使用

FP-40をパソコンから操作するために、外部コマンドを用意しています。お客様の検査ソフトからそのコマンドを呼び出して、FP-40を制御できます。

システム例２ ー 複数のファームウェア書き込み

FP-40をパソコンから操作する外部コマンドを使用すれば、FP-40を複数台接続して、異なる複数のファームウェアを書き込むことができます。品種の多い生産効率アップとミスの軽減が期待できます。

システム例３ ー 生産装置に組込んで自動化

FP-40は書き込みやステータス取得のために外部信号接続を用意しています。お客様の生産装置にFP-40の外部信号を接続すれば、フラッシュメモリへの書き込みや、書き込み状態の取得が可能となり、生産システムの自動化が実現できます。

各メーカのCPUをサポート

• Cypress Semiconductor
• Infineon Technologies
• InnoPhase IoT
• Microchip Technology
• Nordic Semiconductor
• Nuvoton Technology
• NXP Semiconductors
• Silicon Laboratories
• STMicroelectronics
• 立花電子ソリューションズ
• Texas Instruments
• 東芝
• ラピステクノロジー
• ルネサス エレクトロニクス

個別のCPU対応は、「サポートCPU検索」でご確認ください。

サポートCPU検索リストに存在しなかった場合は、CPU/デバイス対応要望フォームよりご相談ください。

よくあるお問い合わせ

FP-40に関するよくあるお問い合わせは、こちらのFAQ検索をご覧ください。