フラッシュ書き込みのカスタム対応
ベストな書き込みをご提案
開発時はSPIフラッシュへデバッガで書き込んでいたが、量産時のことは考えていなかった。
製品に複数の内蔵フラッシュがあり、書き込み手順が多くて手間がかかる。
特殊なチップなので、書き込みツールが見つからない。
FP-40は、Cortex-Mコア内蔵フラッシュメモリをはじめ、さまざまなフラッシュメモリへ書き込むためのフラッシュプログラマです。
生産現場での使い勝手を追求し、ボタン操作一つでフラッシュメモリへ高速に書き込みが可能。生産効率をアップさせることができます。
パソコンがなくても書き込みができ、フィールドメンテナンスでのファームウェアの更新にも威力を発揮します。
FP-40は未知のデバイスにも対応できるよう、UCM(ユーザカスタマイズモニタ)と呼ぶ外部プログラムの呼び出しインターフェースを用意しています。この機構により、SPIフラッシュにも書き込むことが可能になります。
例えば無線モジュールとメインのMCUを搭載したボードでは、無線モジュールとMCUの2系統のファームウェアを書き込む場合があり、手動での設定切り替えなど複雑な手順を要求されます。
FP-40ではこのような書き込みにもワンプッシュ操作で完結できるようなカスタム対応が可能です。
FP-40はCortexシリーズのSWD/JTAG接続のほか、UART接続に対応しています。UART接続では、ルネサスエレクトロニクスのRX210、STマイクロエレクトロニクスのSTM32C0シリーズなどの実績があります。
それ以外の接続方式についてもカスタマイズ対応が可能です。