Cortex-Mコア内蔵フラッシュメモリ専用オンボード・フラッシュ・プログラマ FP-10 製造現場での使い勝手を徹底追求して開発された、ワンプッシュで書けるフラッシュ・プログラマ!
*1:内蔵フラッシュ・メモリの性能によって、書き込み時間は変化します。
書き込み対象のCPU設定や書き込み用データの登録、書き込み後のプロテクト設定など、製造ラインで使用するための準備はパソコンに接続して付属ソフト(C-Flash)で行います。 設定は以下の簡単な手順で可能です。

FP-10をパソコンからはずし、製造現場に持って行き、あとはPROGRAMボタンを押すだけでワンプッシュ書き込みOK!

FP-10からターゲット・ボードへ電源を供給するので、ターゲット・ボードに電源を準備する必要はありません!
(電圧:3.3Vまたは5.0V ・ 電流:最大200mA)

書き込み処理に同期して電源を供給するため、書き込みが終わった後、次のターゲットへのFP-10のつなぎ変えを手早くかつ安全に行えます。

FP-10 本体のフラッシュ・メモリへの書き込みと同時にターゲット・ボード上のCPU 内蔵フラッシュ・メモリにも書くことができます。 準備と同時にターゲット・ボードにも書き込むことができるので、準備したファイルが正しいかどうかの確認にもお使いいただけます。

FP-10をPCから簡単に操作するために、コマンドプロンプト版(FPCMD)を用意しています。例えば、お客様がMicrosoft Visual Basicで作成した検査システムから、FP-10の書き込みを行いたいときは、FPCMDを実行することで実現可能です。

お客様の制御装置から出力されたI/O 信号でFP-10 をコントロールすることで、制御装置側で表示灯やブザーで書き込みの状況を確認できる生産システムを構築する事ができます。
フラッシュ・メモリへの書き込みから製品テストまで自動化を実現する事ができます。

| ターゲットボードI/F | コネクタ、I/F仕様 | 20ピンMILコネクタ、JTAG/SWD |
|---|---|---|
| 電圧、消費電流 | 電圧は1.65V~5.5Vに対応、電流は50µA以下 | |
| Programボタン | ボタン一押しでプログラミング(書き込み)を実行 | |
| POWER LED | FP-10に電源供給ありで緑色点灯 | |
| STS LED (2色LED) |
・プログラミング中:緑色点滅 ・正常終了:緑色点灯 ・書き込みエラー:赤色点灯 ・設定エラー:橙色点灯 |
|
| ブザー | フラッシュ・メモリ操作時の成功/失敗を音でお知らせ | |
| 一般仕様 | 外形寸法 | 102mm(W)×49mm(D)×22mm(H) |
| 電源、消費電 | DC5V約250mA 付属のACアダプタより受給(USBコネクタに接続して使用) |
|
| 使用環境 | 動作温度:0℃~40℃、動作湿度:30~85%RH(但し結露なし) | |
| 電源供給仕様 | 供給電圧 | 3.3V または 5.0V(いずれも±5%の精度を保証) |
| 最大供給電流 | 200mA | |
| 過電流保護回路 | あり | |
| 製品構成 | FP-10本体、専用ACアダプタ、パソコン接続用USBケーブル | |
| フラッシュ・ メモリ操作 |
SUM値算 | SUM値の算出機能をサポート |
|---|---|---|
| プロテクト/ セキュリティ機能 |
プロテクト解除しての書き込み、書き込み後のプロテクト処理、 またはセキュリティを解除(フラッシュ・メモリ内容は消去される)して 書き込み、書き込み終了後、セキュリティ設定などをサポート |
|
| 扱えるファイル形式 | バイナリ、モトローラS、インテル・ヘキサ、ELF/DWARF2 | |
| 接続仕様 | USBケーブルで接続(USB2.0仕様) | |
| 動作環境 | ホストパソコン | USB2.0 I/Fで対応OSが動く仕様 |
| OS | Windows 11/10 | |
| ユーザ・ サポート |
アップデート | 当社ホームページに公開のライセンス・ツール2により、 C-Flashを無償で最新版(機能追加、機能アップ)にアップデートできます *CPUを追加される場合は別途ライセンス(オプション)が必要となります |
| 問い合わせ | FP-10の使い方や技術的質問はメールにて無償で対応致します | |
FP-10に関するよくあるお問い合わせは、こちらのFAQ検索をご覧ください。
| 資料名 |
|---|
| 製品概要 (パンフレット) |
| 製品紹介 |
| FP-10(model PS)について |
| 技術資料 |