アンドゥ・トレース機能

履歴として保存されているレジスタやメモリの値を使用して、トレース実行などで行き過ぎてしまった場合や、デバッグ途中でプログラムが意図しない動きをした場合などにレジスタやメモリの値を擬似的に戻すことができる機能です。

機能特長

操作前の状態を表示

履歴を戻していくことで、デバッグ操作前のレジスタやメモリの状態を表示することができます。
また、コード・ウィンドウがリンクして動作するためソース・コードを見ながら状態を確認していくことができます。

直感的な操作

履歴は通常のデバッグに似た操作と、専用のバーをドラッグすることで素早く履歴を確認することができます。
多くの履歴の中からバーの操作で大まかな見当をつけて、トレースや逆トレース実行で詳しく状態を確認していくことができます。

変化の検索

レジスタ名、メモリアドレスや変数名などを指定して、それぞれが変化した履歴を検索できます。
また、配列名を指定した場合は配列の中で変化した履歴を検索します。
デバッグ時の鍵となるメモリやレジスタの変化に注目して状態を確認していくことができます。