トレースの内容をシミュレーションすることにより、レジスタやメモリの値を復元し、擬似的な実行を行う機能。
CPUトレースで取得した情報を、効率的に解析して表示する機能。
CPUトレース・ウィンドウは、ユーザ・プログラムの実行履歴の表示に加え、履歴取得されたトレース内容の全体を把握するために関数単位の遷移表示を用意しています。 遷移表示と履歴表示の連動により、確認したいプロセスやモジュール、関数の遷移状態を視覚的に確認でき、その実行内容を簡単に把握することができます。 また、ソート/グループ化機能を使用して注目する関数を見やすくして確認することもできます。
関数単位のモジュール実行時間を計測します。 関数の子関数、親関数を測定でき、関数から呼ばれている子関数の実行の割合や、どの親関数から何回呼ばれているかなどもわかります。 モジュール実行時間の最大、最小がわかり、例えば、平均と比べることで明らかに遅い場合があることなどを知ることができます。
関数名や変数名を指定して目的の箇所を素早く検索することができます。
2点間にマークを付けてその間の実行時間を簡単に測定することができます。
一度取ったデータを再度解析する場合のために、トレースデータをファイルに保存、またはファイルから読み込むことができます。
CPUトレースの内容を解析してレジスタやメモリの値を復元し、擬似的な実行や逆ステップ実行を可能とする機能。
CPUトレースの取得後トレースバックモードに切り替えてすぐに任意の場所をデバッグすることが可能です。 CPUトレースのデータ解析はデバッグと平行して行われる為、解析に要する待ち時間がありません。
CPUトレースの任意の場所にPCをセットして何度でも同じ場所をデバッグすることができます。 また、ステップ実行で通り過ぎても逆ステップ実行で逆戻りすることもできます。
トレースバックモードに切り替わっても、実行、ステップ実行、ブレークポイントなど通常のデバッグと同じ操作で使用可能。