1台のPALMiCEで複数のコアを同時にデバッグすることができます。
各コアの実行状態をステータスバーにアイコンで表示することで一目で実行状態を確認することができます。また、そのアイコンをクリックすることでコアの切り替えも即座に行うことができます。
デバッグ時に連携を必要とするコアに対しては、デバッガの設定で同期した実行制御が行えます。
コア間のシーケンシャルブレークで連携したブレークや、コア毎のパフォーマンス測定(イベント回数、サイクル)を行うことができます。
コアごとにデバッガを割り当てることができる為、各コアのデバッグを独立して行うことができます。
また、OSが同じ場合でも異なった場合でも対応OSのデバッグ機能を用いてデバッグすることができます。
SMPに対応した組込みLinuxでは、1つのデバッガが各コアに割り当てられたプロセスを自動制御する為、マルチコアを意識することなくシングルプロセッサのイメージでデバッグすることができます。