過去の最新情報

2013.10.25インテリジェント・モジュール「MiddleLink」の無線LAN機能拡張!

ご好評のインテリジェント・モジュール MiddleLink (ML12)の無線LAN機能を拡張しました。

無線LANのアクセス方式として、新たにアクセス・ポイント・モードに対応しました。

アクセス・ポイント・モードとはMiddleLink自身がアクセス・ポイントとなり無線LAN通信を行うことができる通信方式です。

別途、アクセス・ポイントを用意することなくターゲット同士の高速無線通信が可能になります。

■無線LAN仕様

  • 通信規格 IEEE802.11n/g/b
  • 周波数範囲 2412MHz~2472MHz (1~13ch)
  • セキュリティはWEP、WPA-PSK(TKIP/AES)、WPA2-PSK(TKIP/AES)に対応

2013.10.11組込み製品の品質アップと開発期間短縮に!
動的テストツール「CodeRecorder」発売開始

組込み製品の品質アップと開発期間を短縮できる動的テストツール「CodeRecorder(コードレコーダー)」の発売を開始しました。

「チェックリストに漏れがある」、「思ったよりパフォーマンスが出ない」、「まれに発生する不具合が残ってしまう」など、製品テストを行うと様々な問題が発生します。製品化の最終工程でこれらの問題が発見されるとリリースの遅れとなり、ビジネスチャンスを失うことになりかねません。このような製品テストで発生する問題を解決するために「CodeRecorder」を開発しました。

CodeRecorderは開発段階から最終ステージまでの製品テストにおいて、さまざまな角度からプログラムの評価が行える動的テスト・ツールです。テスト漏れやボトルネックの発見、発生率の低いバグを捕らえて原因を調査することが可能です。

CodeRecorderを使うことで、プログラムの全コード・テストの確認ができるため、テスト漏れを未然に防ぐことができます。テストしたコードと、していないコードの比率が数値化されることで、現在何%までテストが終わっているかを把握することや、この製品は何%までテストされているといったように品質に基準を設けることができます。同時に関数の実行時間や周期時間も計測され、一回のテストでプログラムのさまざまな動作検証を行うことができます。関数の実行時間や周期時間が計測されることにより、プログラムのボトルネックを解析し、パフォーマンスの改善を行うことが可能です。

CodeRecorderは大容量の記録装置「CR-100」に何時間にも及ぶプログラムの実行を記録することで、カバレッジやプロファイラといったプログラムの検証に欠かせない機能を実現しています。また、長時間のプログラム実行を記録することで、発生率の低いバグを捕らえて、その原因解析を行うことも可能です。トレースバックという機能により、記録されたプログラムをソース・レベルで再現デバッグすることができ、バグの原因究明の期間を画期的に短縮できます。

さらに、プログラムの記録と同時にWebカメラによる動画撮影を行うことも可能です。製品の画面や動作、オペレータの操作などを撮影しておけば、その動画を再生して問題が見つかった位置から該当するプログラムへジャンプし、ソース・レベルで追跡することが可能です。

CR-100とターゲット・システムとの接続インターフェースはメモリ・バス、GPIO、SDIO、イーサーネットの4種類が選択できます。
CodeRecorderの製品セットにはCR-100本体、ソフトウェア、各種I/Fプローブ一式、電源、ケーブル類のほかに、すぐに動作確認ができる評価ボードが付属します。
その他、CR-100で取得したデータを複数の開発者で解析する場合に使用する、ソフトウェア単体の製品も用意します。

■特 長

  • 数時間から数日分に及ぶ長時間の実行履歴の取得が可能
  • テスト中の様子をWebカメラで記録可能
  • 実施したテストのプログラム網羅率を把握してテスト漏れを防ぐカバレッジ機能
  • プログラムのボトルネックの発見や性能評価に有効なプロファイラ機能
  • プログラムの全体の流れを把握できる関数遷移機能、関数スタック機能
  • プログラムの実行を遡って確認できるトレースバック機能
  • 動的メモリの消費量が一目で確認できるメモリ・プロファイラ機能
  • テスト結果のレポートを自動生成する報告書作成機能

2013.10.11大容量ROMエミュレータ REM16-128M新登場!

128Mバイトの代替ROM(エミュレーションROM)を搭載した大容量ROMエミュレータ ROMiCEmini REM16の128Mモデル、「REM16-128M」の販売を開始しました。

REM16-128Mは、ご好評いただいているROMiCEmini REM16の16M/32Mバイトモデル(REM16-16M/32M)を基礎に代替ROMの大容量化、VBUS対応、さらにターゲット・インターフェースにフレキシブルな細線同軸を採用などさらに使いやすさを向上させたモデルです。

REM16-128Mは音声や画像データのような大容量のROMを使用するターゲットシステムのデバッグおよび検証に最適です。
ホストインターフェースにはUSB 2.0 High-Speedに対応し128Mバイトの代替ROMへのダウンロードはわずか8秒で可能です。
さらにPALMiCE3と組み合わせて使用することでプログラムデバッグと代替ROMへのダウンロードがひとつのCSIDEで操作可能となります。

■REM16-128Mの主な特長

  • 128Mバイト(1024Mbit)代替ROM搭載
  • 16Mbyte/Sの高速ダウンロード(USB 2.0 Hi-Speed使用時)
  • 専用コネクタによるワンタッチ接続可能
  • 代替ROMへのアクセスタイム100nS
  • 8/16ビットバス対応
  • ページ・アクセス対応

2013.10.11PALMiCE3 SHシリーズでSH72AWF,SH72AYF,SH7753を新規追加対応!

ルネサス エレクトロニクス製 SuperH RISC engineファミリの SH-2, SH-3, SH3-DSP, SH-4 ,SH-2A , SH-4AコアCPUを 1台でサポートするJTAGエミュレータ【PALMiCE3 SH】で、SH72AWF/SH72AYF(SH2A-FPUコア)、SH7753(SH-4Aコア)を新規追加対応、販売を開始しました。

PALMiCE3シリーズを既にご購入いただき、ユーザ・サポート制度に加入済みの方は、CSIDEアップデート・ウィザードを使用してダウンロードを行っていただくことですぐにご使用になれます。(CSIDEアップデート費用はユーザ・サポート制度に加入済みの方のみ無料です)

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