2005.04.04組込みLinuxの開発に、PALMiCE2。
~カーネル・ドライバからアプリケーションデバッグまでをサポート~
組込みLinuxの開発で一貫したデバッグ環境を実現のPALMiCE2は、従来ICEのデバッグ環境を継承しながらも、組込みLinuxの仮想アドレスの認識ができ、複雑なアドレスの解決を自動的に実行可能。
CSIDEにオプションソフト(Linuxアプリケーション・デバッグライブラリ)を追加する ことにより、1台でカーネル、ローダブルモジュールからアプリケーションまでを一貫した環境でデバッグすることができます。
【 主な特長 】
- プロセスブレーク機能
- プロセス監視機能
- スレッドデバッグ機能
- シグナルトラップブレーク機能
- 共有ライブラリデバッグ
- プロセス対応リアルタイムトレース
- プロセス遷移表示機能
- メモリプロファイル機能
- ファイル転送機能
対応CPUコア : ARM9、ARM11
動作確認済み組込みLinux :
・モンタビスタソフトウエアジャパン(株) MontaVista Linux 3.1
・株式会社コンピューテックス Computex Linux V1.2
なお、Linuxアプリケーション・デバッガに特化したx86版も用意しました。
このx86版はハードウェアに依存しないアプリケーション開発や、ちょっとしたロジックのデバッグにはx86版のアプリケーションデバッガが最適です。x86版アプリケーションデバッガはLANで接続されたLinuxパソコンをターゲットに、x86版gccで作られたアプリケーションをデバッグするツールです。x86の環境でデバッグしたソースファイルをそのままクロス環境に持っていけばターゲット上で動作させることが可能です。