T-Kernel、T-Kernel/SE開発環境

T-Kernel、T-Kernel/SE開発環境


CSIDEは、T-Engineフォーラムから提供されるT-KernelやT-Kernel/SEを使用したユーザ・プログラムのデバッグを強力にサポートします。オプションのRTOSデバッグ・ライブラリをCSIDEに追加することで、タスクやイベントフラグ、セマフォ等OSの内部情報の参照とタスクの状態遷移の表示などが可能となります。また、T-Kernel/SEではプロセス管理機能によって提供されるマルチ・プロセスやサブ・タスクのデバッグにも対応し、T-Kernelを使用したユーザ・プログラムのデバッグを効率良く行うことができます。

T-Kernel、T-Kernel/SE開発環境

主な特長

プロセス管理機能対応 プロセス管理機能への対応 *1

T-Kernel/SEの拡張機能として実装されているプロセス管理機能に対応したデバッグ機能です。カーネルの変更を行うことなく、カーネルのデバッグ情報だけを用いて多重仮想記憶空間で動作するプログラムのアドレス解決を行ってデバッグを可能としています。

マルチ・プロセス/サブ・タスクのデバッグに対応

デバッグ対象のプロセスやサブ・タスクはツールバーのリストボックスから選択することで、そのプログラムの実行制御やブレークの設定を行うことができます。この時デバッガは、カーネル情報からそのプログラムのアドレス解決を行ってデバッグを可能とします。

マルチ・プロセス/サブ・タスクのデバッグに対応

プロセス・ブレーク

ソフトウェア・ブレークは対象のプログラムが実行した場合にだけブレークします。プロセス単位で設定した場合はそのプロセスのメイン・タスクとサブ・タスクを、サブ・タスク単位で設定した場合はそのサブ・タスクをブレークの対象とします。複数のタスクから呼び出される共通の関数も、特定のタスクでブレークさせることができます。

プロセス・ブレーク

プログラムの起動、終了監視

デバッガはプロセス、サブ・タスク、システム・プログラムの起動を監視して、自動的にデバッグ可能な状態にします。この時、プロセスやシステム・プログラムではmain関数やロード直後のエントリ・ポイントからのデバッグ指定や、サブ・タスクでは先頭関数からのデバッグ指定ができます。また、プロセスの終了時はPIDや終了タイプ、終了コードを表示して終了させることもできます。

プログラムの起動、終了監視

アタッチ・デバッグ機能

すでに起動しているプロセスやシステム・プログラムにアタッチしてデバッグすることができます。

アタッチ・デバッグ機能

共有ライブラリのデバッグ

共有ライブラリはプロセスとは別に動的にマップされる為、別途アドレス解決を行ってデバッグを可能としています。

ステータス表示機能 ステータス表示機能

ステータス表示

カーネルの内部テーブルからカーネル情報を読み出してタスクの待ち状態やイベントフラグ、セマフォなどの状態を一覧で表示します。

<表示ステータス>

タスク、イベントフラグ、セマフォ、メールボックス、固定長メモリプール、可変長メモリプール、サイクリック・ハンドラ、アラーム・ハンドラ、ランデブ、メッセージバッファ、ミューテックス、サブシステム、レディキュー、システムクロックまた、T-Kernel/SEでは、プロセス、システム・プログラム、デバイス、メモリ・ブロック、イベント、グローバル名が表示されます。*1

ステータス表示

フィルタリング

入力されたフィルタ文字列で特定のステータス情報だけを表示することができます。必要な情報を検索する手間が省け、情報の見落としを防ぐことができます。

フィルタリング

タスク・トレース機能 タスク・トレース機能

タスク・ディスパッチ表示

タスクの状態遷移をグラフィカルに表示して、時間軸とともにタスクの切り替わりや、割り込み発生ポイントを一目で確認することができます。また、システム・コールがどのタスクからどのタイミングで呼び出されているか、リソースのロックやリリースが正しく行われているかなども簡単に把握できます。

タスク・ディスパッチ表示

CPU占有率表示

各タスクのCPU占有時間、CPU占有率をグラフィカル表示します。どのタスクがボトルネックになっているかが一目で確認できます。

CPU占有率表示

タスク・トレースのテキスト表示

タスクのスイッチングやシステム・コール、システム・コールからのリターンなどのトレース情報をテキストで表示します。システム・コールがどのタスクからどのタイミングで呼び出されているか、システム・コールのリターン値チェックなどが簡単に行なえます。

タスク・トレースのテキスト表示

トリガ機能

タスクの切り替わりやシステムコールを条件にタスク・トレースの取り込みを制御することができます。

トリガ機能

対応製品

T-Kernel用のRTOSデバッグ・ライブラリは、下記の製品に対応しています。

対応RTOS

T-Kernel用のRTOSデバッグ・ライブラリは、2種類の製品をご用意しております。

T-Kernel対応RTOSデバッグ・ライブラリ

OS名 バージョン 対応機能一覧
T-Engineフォーラム T-Kernel 1.01.XX
1.02.XX
ステータス表示機能 タスク・トレース機能

T-Kernel/SE対応RTOSデバッグ・ライブラリ

OS名 バージョン 対応機能一覧
T-Engineフォーラム T-Kernel 1.01.XX
1.02.XX
ステータス表示機能 タスク・トレース機能
T-Engineフォーラム T-Kernel/SE 1.00.00 プロセス管理機能対応 ステータス表示機能 タスク・トレース機能

 

■ ICONの説明

プロセス管理機能対応:プロセス管理機能対応
ステータス表示機能:ステータス表示機能
タスク・トレース機能:タスク・トレース機能