PALMiCE2H(パームアイス ツー エイチ)

JTAGエミュレータ PALMiCE2H

PALMiCE2H

は、大容量(1GB)トレースメモリ搭載で秒トレースを実現。
ARMコアCPUのETMに対応し、大規模システムのデバッグで要求される高度なデバッグ機能を装備した最上級モデルです。

簡単リプレイ

トレースデータからプログラムの実行結果をシミュレーションするという画期的なデバッグ手法で、大規模化する複雑なプログラム開発を効率的に行うことができます。

トレースバック機能とは

トレースの内容をシミュレーションすることにより、レジスタやメモリの値を復元し、擬似的な実行を行う機能。

  • トレースした内容でプログラム実行やステップ実行が可能
  • グローバル変数、ローカル変数の値を復元
  • 逆ステップ実行で時間と逆方向に実行可能
  • 不具合の現象を何度でも任意の位置から再現可能

トレース取得後すぐに使用可能

トレースバックに切り替えてすぐに逆ステップ可能。平行してトレースを解析するため待ち時間ゼロ。

トレース取得後すぐに使用可能 動画再生

任意のポイントから何度でもやり直しが可能

任意の位置にPCをセットしてステップ実行が可能。ステップで通り過ぎても逆ステップでやり直しが可能。

任意のポイントから何度でもやり直しが可能 動画再生

違和感のない操作性

トレースバックモードに切り替わっても、実行、ステップ実行、ブレークポイントなど通常のデバッグと同じ操作で使用可能。

違和感のない操作性 動画再生

ターゲットレスデバッグをサポート

ターゲットがなくてもトレースデータだけでデバッグが可能。

ターゲットレスデバッグをサポート

秒トレース

大容量トレースメモリで取得した数秒間のトレースデータからプログラムの動作を一目で把握することができます。

1億を超える命令のトレースに対応

あくまでも実用性を重視、大量のデータを取り込んでも快適な操作性を確保。

関数やLinuxプロセスの遷移グラフを表示

プログラムの動作が一目で把握できるためポイントを絞りやすい。

関数やLinuxプロセスの遷移グラフを表示 動画再生

マーク間の時間表示

2点間にマークを付けてその間の実行時間を表示することが可能。

マーク間の時間表示 動画再生

トレースデータの保存、読み込み

一度取ったデータを再度解析する場合のために、トレースデータをファイルに保存、またはファイルから読み込むことが可能。

トレースデータの保存、読み込み 動画再生

ダイレクトキー入力による、トレース検索

アドレス欄で関数名を入力するだけで検索可能。

ダイレクトキー入力による、トレース検索 動画再生

トレースバック機能との連携で効率アップ

トレースバック機能とCPUトレースウィンドウを連携することで、さらに効率の良いデバッグが行えます。

使用手順

  1. CPUトレースウィンドウの関数遷移図からおおよそのポイントを絞る
  2. そのポイントでトレースバックのPCを設定
  3. そのポイントから前後にステップ実行
  4. コードウィンドウ、レジスタウィンドウ、変数ウィンドウなどがステップ実行に連動して変化

その他の特長

SWD/SWV対応 *1

ARM CoreSight™テクノロジーによって提供されるSWD(Serial Wire Debug)、SWV(Serial Wire Viewer)に対応。 2本の信号による"SWD"インターフェースは、従来のJTAGインターフェース(5本の信号)に比べCPUの占有端子が削減されコネクタの小型化により省スペース化が可能です。 また、1本の信号によるデバッグ情報インターフェース"SWV"は、実行中にブレークすることなく変数の値やイベント情報の参照が可能なほか、プロファイラやPrintfデバッグ、アクセスデータ間の時間測定、SWV例外トレース等の機能を実現します。

★SWV/SWD対応は、PLAMiCE2H本体 Rev.2-0以降となります。

セミホスティング対応 *2

ターゲットのユーザ・プログラムがJTAGを通してホストPCのデバッガと通信を行って、ユーザ・プログラムの標準入出力をデバッガ側で処理します。 例えば、printf()やscanf()などのCライブラリ関数が実行された場合、デバッガのターミナル・ウィンドウで画面出力とキーボード入力が行われます。この機能はCPUをブレークさせることなくユーザ・プログラムとデバッガが通信を行う為、リアルタイム性を要求するデバッグに最適な機能となります。

セミホスティング対応

データ・ウォッチャー機能 *1

SWV機能、ETM機能、指定アドレスのデータサンプリングにより取得したメモリのアクセスデータをグラフで表現することができ、データの変化が捉えやすくなり、イレギュラーなデータの発見などに威力を発揮します。

アンドゥ・トレース機能

トレース実行(シングルステップ実行)で行き過ぎてしまった場合に、変化したレジスタやメモリの値を擬似的に戻すことで実行結果を元に戻します。 分岐前の状態確認や値を変更しての再実行など、ちょっとした再確認が簡単に行えます。

FPGAコンフィギュレーション対応

Zynq-7000ファミリで、プロセッサとFPGAのJTAGがデイジーチェーンされている場合、 JTAGインターフェースを経由してFPGAをコンフィギュレーションすることができます。

統合開発環境CSIDE Version6を標準搭載詳細はこちらへ

プロジェクトの規模に関わらず、エンジニアのために本当に使いやすい統合開発環境を標準装備しています。

統合開発環境CSIDE Ver.6を標準搭載

µITRONアプリケーション開発環境(オプション)詳細はこちらへ

アプリ・ジェネレータ、プログラム・アシストといったプログラミング支援機能をはじめ、デバッグ機能としてタスク・トレース、ステータス表示機能をサポート。

µITRONアプリケーション開発環境

リアルタイムOS対応(オプション)

オプションのRTOSデバッグ・ライブラリをデバッガソフトに追加することで、 リアルタイムOSのステータス表示機能やタスクトレース機能が追加されます。(リアルタイムOSによって仕様が異なります。)

µITRON対応

組込みLinux対応(オプション)詳細はこちらへ

カーネル、デバイスドライバからアプリケーションまでの全てのシーンでシームレスなデバッグに加え、マルチプロセス/マルチスレッドのデバッグをサポートします。(ディストリビューションによって仕様が異なります。)

仕様の詳細は製品概要書と技術資料でご確認ください。

組込みLinux対応

主な仕様

対応CPU

ARM7 コア (ARM720T, ARM720T(Rev4), ARM7TDMI, ARM7TDMI(Rev4), ARM7TDMI-S)
ARM9 コア (ARM920T, ARM922T, ARM925T, ARM926EJ-S, ARM946E-S, ARM966E-S)
ARM11 コア (ARM1136J(F)-S, ARM1156T2(F)-S, ARM1176JZ(F)-S, ARM11 MPCore)
Cortex-M コア (Cortex-M0+, Cortex-M0, Cortex-M3, Cortex-M4, Cortex-M4F)
Cortex-R コア (Cortex-R4, Cortex-R4F)
Cortex-A コア (Cortex-A5, Cortex-A7, Cortex-A8, Cortex-A9, Cortex-A15)


CPU個別の対応については、「サポートCPU検索」より検索していただくか、当社営業までお問い合わせください

動作環境

対応ホスト
ホストI/F
対応OS
: 対応OSが動作するパソコン
: USB 2.0
: 日本語Windows Vista 32bit/7 32bit,64bit/8 32bit,64bit

接続図

  • ETMモデル(JTAG一体接続時)

    PALMiCE2H ETM383 接続図

  • ETMモデル(JTAG分離接続時)

    PALMiCE2H ETM383 接続図

  • ETMモデル(20ピン・ハーフピッチ変換アダプタ接続時)

    PALMiCE2H ETM383 接続図

    ハードウェア Rev.2-0 以降

関連資料

ドキュメント


関連サイト

ARM開発便利帳|ECOSYSTEM PARTNERS

  • *1:CPUによって仕様が異なります。
  • *2:対応CPUは、ARM7/9/11コアです。

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