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2014.11.13高い柔軟性を持つM2M向け3G搭載組込み型CPUモジュール”CM-3G”を発表
-「組込みボード」×「3G」M2Mビジネスをもっと早期に、もっと手軽に、実現可能へ! -

M2M向けの製品化を容易にする組込み型モジュール”CM-3G”を発表しました。
CM-3Gは、3Gチップとアプリケーション用のハイエンド・プロセッサより構成されています。
また、UART(RS-232C/RS-485)、USBやWi-fiなど各種I/Oを搭載した“開発ボード”と併せて使用することで様々な機能を自由に組合わせることが可能になり、思いどおりの製品化がおこなえます。
Linux用SDKも含まれており、製品の試作と評価をスピードアップできるなど、独自の製品を作成したいお客様に最適な出発点となる製品です。

■特長

  • センサデータ・音声・画像に適した3G回線(docomo網)でのデータ通信
  • Texas Instruments製アプリケーション・プロセッサAM3352搭載
  • 信頼できる通信モジュールSIERRA WIRELESS製「SL8084T」を採用(アルティマより提供)
  • 国内電波法認証(技術基準適合証明)済み通信モジュールと各種アンテナを用意
  • Linuxプリインストールおよび豊富なドライバ提供による開発期間の大幅な短縮
  • 名刺サイズのコンパクト設計
  • 動作温度範囲:-30℃~+85℃に対応
  • 産業用途でも利用可能な組込みモジュールの長期安定供給
  • 必要な環境が揃った開発キットを提供
  • 開発ボードに豊富なI/Oを搭載
    UART(RS-232C/RS-485)、Ethernet、USB(HOST)、オーディオ、アナログ音声、I2C、無線LAN、JTAG 他
  • 3G回線(SIMカード)はNTTPCコミュニケーションズより提供

昨今、M2MやIoTの言葉を頻繁に聞くようになっています。これは手頃な料金で利用できるIT環境の広がりにより、あらゆるモノがネットワークにつながることで、データがこれまで以上に価値をもちビジネスへ応用できると期待されているためです。一方で、従来のシステムの改善や機器の交換、新規事業の立ち上げとしては回線の確保やコストが課題にもなっています。柔軟性の低いシステムや製品はすぐに拡張性の問題に直面するため、設計の段階から拡張性を十分に考慮しておくことが、ビジネスの成長のカギであると考えています。

初めて3G回線を使った機器の開発をする場合、どこから始めたらよいのか戸惑うことも多いのですが、CM-3G開発キットには組込みに必要なソフトウェアと技術サポートが付いているので安心してお使いいただけます。

コンピューテックスでは、より多くの方にCM-3Gを気軽に使っていただくため、モジュールの販売だけではなくモジュール設計、開発、製造、評価を通して培ってきたノウハウを提供し、製品開発時の疑問やトラブル解決をサポートします。

 

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