2012.05.25無線LANやUSBなどの組込み工数を1/10以下に短縮できる「MiddleLink(ミドルリンク)」に新モデル登場!
お客様の製品にアドオンするだけで無線LAN、USBメモリ、SDカードなどの機能を追加できるインテリジェント・ボードMiddleLink(ミドルリンク)に新モデルが登場、販売を開始しました。新モデルは従来のモデルに比べ、よりコンパクトで多機能になっています。また、無線LANは新たに無線モジュールを開発し、技術基準適合証明を独自に取得しています。もちろん、ミドルウェアやドライバが不要で短期間に低コストで機能を実装できるというMiddleLinkの特長は継承しています。
■特長
- 一台で無線LAN、有線LAN、USBメモリ、microSDカードに対応
- 接続は簡単なメモリ・バス・インターフェースなのでドライバが不要
- どんなCPUでもすぐに無線LAN通信やUSBメモリを動作させることが可能
- RTOSの機能を使用していないためOSレスでの動作が可能
- POSIX、ANSI C準拠の関数で呼び出せるのでプログラムも簡単
- 無線LAN通信時のメモリの占有は最小構成で3KB
- 不揮発性200MBのNANDファイル・システムを内蔵
■MiddleLink開発キット
MiddleLinkでの開発をスムーズに行うために、開発に必要なツールをパッケージにした製品を用意しています。MiddleLink、ICE、評価ボード、コンパイラがセットになっていますので、すぐにサンプル・プログラムを評価ボードにダウンロードし、ICEで実際の動作を確認することができます。
<製品内容>
- MiddleLink本体 (無線LAN、有線LAN、USBメモリ、microSDのフル機能)
- PALMiCE3(ARM、SH、RXのいずれかの機種)
- EVABOD(SH7216、RX62N、AM3505(Cortex-A8)、M362(Cortex-M3)のいずれか)
- コンパイラ(ルネサスSHC、RXC、ARM® Compiler for Computexのいずれか)
■無償貸し出し
MiddleLink開発キットのコンパイラを除いた製品を、無償で貸し出します。
次のような方にお勧めします。
- MiddleLinkがどんなものか評価したい方
- 無線LANを実装してみたい方
- USBメモリやファイル・システムを使う予定のある方
- ミドルウェアやドライバのポーティングに不安のある方
- 無線LANを実装しようとしてハードルが高くて断念した方
※ 5月30日~6月1日に東京ビッグサイトで行われる「ワイヤレスジャパン2012」の日本テキサス・インスツルメンツ・ブース(96)にてMiddleLinkを展示します。皆様のご来場をお待ちしております。